遅刻する人が嫌いなのは心狭い?遅刻を許せない人の特徴を解説!

遅刻をする人に対して、不快な気持ちを抱くことがあるでしょう。

例えば、学校にギリギリの時間に到着する人、仕事やバイトで頻繁に遅刻する人、待ち合わせにいつも遅れてくる人、飲み会には必ず遅れて現れる人など、さまざまな遅刻のタイプが存在します。これらの行動が大幅な遅刻や反省のないものであれば、待つ側は不快な気分になることでしょう。

時間に厳格な人々は、なぜ遅刻を防ぐためにもっと計画的に行動しないのか疑問に思うかもしれません。遅刻を許せない人たちも多いでしょう。

そこで、今回は遅刻する人の心理や特徴、そして遅刻に対処する方法についてご紹介します。

なぜ平然とした態度?遅刻する人の心理とは?

遅刻する人たちに共通する特徴は、緊張感が不足していることです。大事なイベントや人生の転機において、ほとんどの場合、遅刻は考えにくいでしょう。

この欠如した緊張感が、遅刻の癖を形成し、「まぁ、いいや」という考え方を育む原因となります。多くの遅刻者は、遅刻が大きな問題ではないと思っています。

例えば、会社に遅刻しても、「私はちゃんと仕事をしているから問題ないはず」と考えたり、待ち合わせに遅刻しても、「ドタキャンではないし、怒るほどのことではない」と自分を正当化しようとします。遅刻が問題だという認識が低いため、遅刻が頻発します。

また、待たされることを嫌う人もいます。時間通りに到着することを重要視せず、バスや電車の遅延や予期せぬ時間の浪費などが遅刻の原因となります。

一方で、約束した相手を軽視する人も存在します。友達や特定の人物、非仕事関連の約束に対しては、「それなら遅れても大丈夫」と考え、失礼な態度をとります。

最後に、遅刻者の中には甘えがある人もいます。遅刻が許容されるという期待から、

遅刻しても許されると思う
注意されても一時的なことだと思って気にしない
過去に何度も許されてきたので変わる気がしない
といった行動を取ることがあります。

遅刻する人の特徴的な行動

遅刻を許せない人の特徴を解説しましょう。遅刻する人の行動パターンの特徴も見ていきましょう。身近な人によくみる行動かもしれません!

1. マイペースな行動
遅刻する人は、急がなければ間に合わないような時でも、慌てずにマイペースに行動します。自分の気持ちややりたいことを優先して動いているため、遅刻しそうになっても頑張って急ぐこともなく、結局遅れてしまいます。

2. 時間管理ができない
遅刻をする人は、時間配分が適当であることに加え、ギリギリにならないと行動しない傾向があります。出かける前の準備にかかる時間を逆算して行動を始めることができず、家を出る時間が遅れて遅刻してしまいます。

3. 計画的に動かない
外出時に必要な準備を事前にしないため、準備に時間がかかります。服選びに時間をかけたり、家を出る直前に必要な持ち物を思い出したりすることが多く、計画的に行動できないため、時間を無駄にしてしまいます。

4. 寝坊しやすい
遅刻する人は緊張感がなく、寝坊しやすい傾向があります。寝坊を防ぐための工夫をせず、朝の時間をゆっくり過ごすことが多いです。

5. 時間前行動をしない
遅刻する人は、予期せぬ事態を想定せず、時間前に行動しません。バスや電車の遅延、道路の渋滞など、起こり得るトラブルに対応する余裕を持たないため、少しの遅れでも遅刻してしまいます。

以上が、遅刻を許せない人の特徴や遅刻する人の行動パターンに関する解説です。

遅刻する人への対処法

遅刻する人と上手に付き合うための対処法を紹介します。

まず、遅刻癖のある人に対して、最も大切なことはその遅刻を気にしないことです。遅刻にイライラすることで精神的なストレスを抱えるだけですし、注意しすぎると周囲から「うるさい人」「おせっかい」と思われる可能性もあります。

適切な対応を選ぶことが大切です。以下、具体的な状況別の対処法を見てみましょう。

【バイトや会社で遅刻する人への対策】
1. 軽く注意する: 遅刻癖のある人に対して、適度に遅刻について注意を促しましょう。ただし、自分の立場で注意できる場合に限ります。できるだけ上司や責任者が注意するのが望ましいです。

2. 悪評価を知らせる: 遅刻が職場で評価に影響する場合、そのことを遅刻者に伝えてください。自身の評価が低くなる可能性を知ることで、改善の意識が生まれるかもしれません。

3. 気にしない: 遅刻が自分に直接的な影響を与えない場合、あまり気にしないようにしましょう。自身が損をしない範囲で対処するのが賢明です。

4. 工夫する: 遅刻者との仕事上のトラブルを避けるために、工夫をすることが必要かもしれません。朝のミーティングを避けたり、共通の移動手段を使って一緒に行動することを検討しましょう。

【待ち合わせに遅刻する人への対処法】
1. 約束の時間より前に連絡を入れる: 待ち合わせ前に相手に連絡し、その状況を確認しましょう。相手が遅れそうな場合、待ち合わせ時間を調整するか、プレッシャーをかけて早めに行動するよう促しましょう。

2. 少し早い時間を伝える: 大人数での待ち合わせの場合、遅刻者には実際よりも早めの時間を伝えることで、遅刻の影響を最小限にしましょう。

3. 時間をつぶせる場所で待つ: 待ち合わせの際、時間をつぶせる場所を選びましょう。カフェや本屋で待つことで、イライラを軽減し、有効に時間を使えます。

4. 注意する(軽く): 遅刻が度を越している場合、軽く注意することも考えられます。ただし、注意の仕方に気をつけ、相手の感情を傷つけないようにしましょう。

5. 気にしない: 遅刻をされた際にイライラせず、自分の時間を有効に使いましょう。遅刻者に振り回されないようにすることが大切です。

6. 関わらない: 遅刻が繰り返し、我慢できない場合、その人との付き合いを見直すことも一つの選択肢です。関わることが自分にとってプラスにならない場合、冷静に判断しましょう。

遅刻癖のある人との上手な付き合い方は、状況や関係により異なります。最も重要なのは、自身の心の平静を保ち、適切な対応を選択することです。

寝坊で遅刻癖がひどい同僚にムカつく話 -おまけの体験談-

以前の職場で、遅刻が多い同僚のAくんがいました。Aくんはいつも出勤がギリギリで、完全にアウトという日も結構ありました。彼の遅刻の原因は寝坊だと言われています。

私にとっては他人事であり、普段はあまり気にしませんでしたが、後で私自身が彼の遅刻に巻き込まれることになるとは思ってもいませんでした。その後の出来事には驚きました。

ある夏の暑い日、海辺でのBBQに行くことになりました。BBQの主催者は私と仲良しの友人で、私たちは最寄りの駅で集合し、そこから海まで友人の親の車で移動する予定でした。メンバーには6〜7人ほどが含まれていて、その中になぜかAくんも含まれていました。

BBQ当日、私の荷物が多かったため、途中の駅でAくんと合流し、荷物を半分ずつ持ってもらう予定でした。これは私たちの家の方向が一緒だったために決まったことで、少し不安ではありました。なぜなら、Aくんが遅刻しないか心配だったからです。

待ち合わせの時刻になってもAくんは現れず、メッセージを送っても返事がありませんでした。10分が経過し、電話してみると、Aくんは慌てて出ました。彼はその電話で目を覚ました様子で、遅刻の危機に瀕していました。

Aくんから「先に行っててください」と言われましたが、結局は最寄り駅でAくんが到着するまで待つことになりました。私は荷物が多く、早朝だったため時間をつぶす方法もなく、結局待ち合わせの時刻から1時間も待たされました。最悪の経験でした。

Aくんに対する不満は、BBQの出来事だけではありませんでした。ある日、私は朝から大事な会議に参加することになりました。会議の場所はお客様の会社の最寄り駅で、朝の8時20分に集合ということでした。私は都内の混雑する時間帯での待ち合わせで、初めての駅だったので、余裕を持って早く家を出ました。

しかし、Aくんについては心配でした。お客様の会社に遅刻するわけにはいかないので、時間になったら切り捨てる覚悟でした。私は早く到着し、時間をつぶしてから約束の10分前に待ち合わせ場所に行きました。幸い、Aくんもすぐに到着しましたが、その後、会議が終わった後で彼が居眠りをしているのを見つけました。彼は昨日、寝てしまうと思い、徹夜して会議に参加したと言っていました。

その後もAくんは寝坊や遅刻が多く、上司からも注意を受けましたが、改善されることはありませんでした。ある日、Aくんは私に相談してきました。朝起きるのが難しいとのことで、どうしたら起きられるかアドバイスを求めてきました。私は彼がどのように朝起きているか尋ねると、彼は目覚まし時計を2つもかけているにもかかわらず、気づくとスイッチが切られ、起きる時間を過ぎてしまうことがあると説明しました。

私自身、低血圧で朝起きるのが難しいため、目覚まし時計を5つも設定しています。全てをスヌーズ設定にし、最後の1つはベッドから起きないと止まらないようにしています。初めの目覚まし音が鳴ってから20分間は、目覚まし時計を叩いて止めることがありますが、その間の記憶はありません。徐々に覚醒し、最初の目覚まし音から1時間かけて起きることがあります。Aくんにアドバイスとして、スヌーズ付きの目覚まし時計を5つもかけてみれば、起きられるかもしれないと言ったら、「そんなのやりすぎだよ」と反応されました。

Aくんは寝坊の癖から抜け出せないようです。私は非常にイライラし、「一生寝てろ!」と心の中で叫びました。彼の行動には限界がありました。

まとめ

遅刻する人に対する上手な対処法を紹介しました。遅刻者に対して、イライラや怒りを持たずに、気にしないようにすることが大切です。遅刻が原因で人間関係が悪化することもありますので、冷静な対応が重要です。

また、あなたの知り合いの例からもわかるように、過度にイライラし、遅刻をくどくどと話題にすることは、遅刻者との関係を悪化させる可能性があります。遅刻者が悪いことは確かですが、それを何度も繰り返し強調することで、相手を過度に責め立てることになり、逆に人間関係を悪化させてしまう可能性があるのです。

遅刻者に対する適切な対応は、注意することもあるでしょうが、冷静なコミュニケーションを保ち、相手の気持ちも考えることが大切です。また、度を超えた批判や嫌味は控え、適度な距離を保つよう心がけましょう。遅刻者も改善の意識を持つよう助けることができる方法です。

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