ピアスは一般的にファッションの一部として身につけられますが、実際にボディピアスやピアスホールの拡張を行う人はそう多くはありません。
今回は、拡張を行う人の心理についてご紹介します。これらの理由が全ての人に当てはまるわけではありませんが、「なぜ拡張が止められないのか」と疑問に感じている方にとって、興味深い参考になるでしょう。
カッコいい・オシャレ
一番一般的な理由は、「ファッションの一環として楽しみたい」というものでしょう。
拡張されたピアスは、太いゲージになると一目で目立ち、その存在感はかっこいいと感じる人も多いでしょう。
また、一般的には、ピアスを少しずつ拡張していくプロセスを経て、急に太いピアスを装着するわけにはいきません。そのため、拡張を行う人の多くは、長年にわたってピアスを愛してきた人たちだと考えられます。
いろんなピアスを楽しみたい
ピアスを拡張すると、その分、さまざまな種類のピアスを楽しむことができます。
また、14Gに拡張したからといって、18Gのピアスが入らなくなったり、ブカブカになるわけではありません。普通のピアスと同様に楽しむことができます。(ただし、それ以上のサイズになると18Gは難しいでしょう)
特に、耳たび(イヤーロブ)の場合は、さまざまな種類のピアスを楽しむことができます。
痛みが好き
私は、注射などの痛みを好む傾向があります。そのため、ピアスの拡張の痛みが嫌いではありません。
ピアスを拡張する人の中には、私のように痛みを心地よく感じる人も一定数いると思います。
一方で、痛みを苦手とする人は、拡張の痛みそのものが苦痛になってしまうかもしれません。そのため、拡張を行うことは難しいかもしれません…。
クセになる
ピアス自体がそうですが、クセになる人はクセになります。私も学生時代に、立て続けにピアスを開けました。(ほとんどは、付けるのが面倒になり、数年で穴が塞がってしまいました)
ピアスを開ける痛みや拡張する痛みがクセになるのだと思います。上記の「痛みが好き」という理由と少し似ているかもしれません。
自傷行為
これは個人差があると思いますが、拡張自体が自傷行為だという意見も世間には存在します。
私はそこまでの見方はしませんが、実際に私自身がピアスを頻繁に開けていたり、気分で拡張していた時は、痛みが心地よかったり、痛みを感じることで生きている実感を得ていたようにも感じました。(少し大げさかもしれませんが…)
もし、ピアスがクセになってしまったり、拡張を繰り返してしまう場合は、ご自身の精神状態を振り返ってみることも大切かもしれません。
最後に
今回は、ピアスを拡張する人の心理についてお話ししました。
私自身、拡張やボディピアスの経験がありますので、多少なりとも拡張する人の気持ちが理解できると思います。
拡張すること自体は悪いことだとは思いません。目的があれば、それがファッションや他の目的であっても問題ありません。
ただし、ストレスを発散するために拡張するのは危険ですし、心身に損傷を与える可能性があるため、くれぐれも慎重に行動してくださいね。