わざと残業する人にイライラする理由とは?残業したがる人の心理も解説!

そんなに仕事がないのに、ぐずぐず残業する人って、イラっとしますよね?

職場には、こんな人がいます。

暇なのにぐずぐず残っている
定時に帰らず、忙しいフリをする(実際はヒマ)
他人に話しかけたり、スマホをいじってぐずぐずしている
特に自分が忙しい時に、ぐずぐず残っていると、ムカつきます。

手伝ってくれないし、むしろ話しかけて邪魔することもあるから、早く帰ってほしいですよね。

部下なら指示して帰らせたり、指導できますが、先輩や上司だとなかなか難しいです。

悪いことをしているわけでもないので、「注意するほどでもない」問題でもあります。

でも、感情的には手伝ってくれるか、効率的に仕事を進めてスマートに帰ってくれないと、イライラしますし、そういう環境を改善したいですよね。

ストレスがたまりますから。

だから、この記事では仕事がないのにわざわざ残業する人の心理や解決策を紹介します。

なぜ仕事がないのにわざと残業するのか?

暇なのにわざわざ残業する人にも、それなりの理由があります。

たとえば、以下のような理由が挙げられます。

仕事はしたくないが、暇だと思われたくない
効率や生産性をあまり重視していない
定時で帰ることで他人に嫌われたくない
残業代を稼ぎたい
家に早く帰りたくない
仕事は嫌だけれど、暇だと思われるのは避けたいですよね。だから、忙しいフリをするために残業することもあるでしょう。

また、効率よく仕事をこなすことよりも、ただ目の前の仕事を片付ける人もいます。その結果、ダラダラ残業することになるのです。

他人から好かれたいと思う人は、定時で帰ることを避ける傾向にあります。そのため、仕事がないのにわざわざ残業しているのです。

さらに、残業代を稼ぎたいという理由もあります。少しでも残業すれば、給料がアップするという考え方ですね。

そして、家庭の事情や会社での人間関係がうまくいっていない人は、家に早く帰りたくないかもしれません。そのため、少しだけ残業することが習慣化してしまうのです。

以上が、わざわざ残業する人の心理や理由です。

わざと残業する人の見分け方

上述のように、ダラダラ残業する人を見分けるのは比較的簡単です。

たとえば、以下のような特徴がある人は、忙しくないのにわざわざ残業している可能性が高いです。

毎回同じ時間に帰る
残業時間が30分~1時間程度
集中力やオーラが異なる
毎回同じ時間に帰る人は、ダラダラ残業の傾向があります。実際に忙しい人は、仕事の量によって帰宅時間が異なるでしょうから。

残業時間が30分から1時間程度の場合、長時間残業するよりも早めに帰る傾向があります。ですから、この範囲の残業時間で帰ることが多いですね。

そして、本当に忙しい人との違いは、集中力やオーラに現れます。忙しい人は仕事に集中しているため、パソコンに向かっている姿勢も違いますし、周囲からもその忙しさが伝わるでしょう。

反対に、暇な人はどこか隙があり、忙しい人とは異なる雰囲気を醸し出しています。

このような特徴を見ることで、近くで観察していれば、忙しい人とそうでない人をすぐに見分けることができます。

わざと残業する人は、やっかいな人

ただ、わざと残業する人は、少し面倒です。

なぜなら、法律や会社の規則を犯しているわけではないからです。

要するに、そこまで悪いことをしているわけではありません。

また、残業をしている人は、頑張っている人というイメージがついてまわります。

たとえ暇であっても、残業をしている人を怒るのは難しいですよね。

だから、上司もダラダラ残業している人を注意するのは難しいです。

さらに、空気を読んで少しだけ残業するという行動は、協調性のある行動と見なされることもあります。

つまり、定時で帰らないことで周囲を気遣っているという心理が働いているわけです。

だからこそ、わざと残業する人に対処するのは難しいのです。

しかし、忙しく働いている人からすれば、ダラダラ仕事をして適当に残業して帰る人は許せないでしょう。

次の項目では、この問題に対処する方法について考えてみましょう。

わざと残業する人への対処法

ダラダラ残業する人への対処法を解説します。

自分の立場や相手の立場によって、多少の違いはありますが、基本的な対処法は同じです。

対処法
上司に相談する:

上司がダラダラ残業の人であれば、さらにその上の上司に相談しましょう。
上司からの指示や注意を受ければ、ダラダラ残業の人も帰る必要があります。また、指示があれば、気を遣っていたのであれば、帰りやすい雰囲気が生まれます。
気にしないメンタルを身に着ける:

忙しい人がダラダラ仕事をしているのを見ても、イライラする気持ちはわかりますが、自分の感情を揺さぶる必要はありません。
他人を変えることは難しいので、自分が気にせずに仕事に集中し、自己の能力やスキルを向上させることが重要です。
優秀になることで職場での評価が上がり、意見も出しやすくなります。場合によっては、先輩であっても自分の意思でコントロールすることが可能です。
注意点
自分の後輩や部下がダラダラ残業している場合は、直接注意して帰らせるか、他の人の仕事を手伝うように指示しましょう。
同僚や先輩、上司など、自分と立場が同じか上の人には直接注意するのは避けましょう。感情的になる可能性があり、人間関係のトラブルに発展する恐れがあります。
上司に相談するか、自己の能力を向上させることが最も有効な対処法です。

わざと残業する人ばかりの職場はヤバい

どんな職場でも、仕事がないのにわざわざ残業する人はいます。

正直言って、気にしないのが一番です。

しかし、ダラダラ残業する人ばかりの職場は深刻な状況です。

上司や同僚が皆、定時に帰らずに残業する職場では、普通の環境とは言えません。

そういった職場では、定時で帰れない雰囲気があり、仕事の管理や部下のマネジメントが十分に行われていない可能性があります。

通常であれば、効率的に仕事を終わらせ、定時で帰るよう努力し、上司も時間管理を行います。

もし、他の人がほとんどがダラダラ残業をしている中で自分だけが忙しい状況であれば、ブラック企業などの可能性も考えられます。そのような場合は、転職を検討することも一つの方法です。

上司や人事部に相談しても何も改善されない場合は、転職を視野に入れて行動してみるのも良いでしょう。

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